夜行 を読んでいる.
こんばんは,よしだです.
今回は本当に一言だけのメモのつもりです.
本来ならnoteの方に書くべきかもしれませんが,読書に関する話題でしたので,できるだけ読みやすい文体でブログの方に書くことにしました.
私は今,森見登美彦の夜行を読んでいる途中で,あともう少しというところで読み終えます.
じゃあ,読み終えてから を読んだ. シリーズを更新すればよかろうものとお思いになられるでしょうか.
とにかく一言だけですので急いでメモをば.
この物語は不思議な旅の持ち合わせによって成り立っています.
その最終夜,鞍馬の項にて「それらはとくに何ということもない平凡な旅の思い出だった。」とあります.
私が読んだ限りですとどこもかしこも平凡なんかではなかったのですが,これは最後まで読むと解決するのでしょうか?
うむ,とにかくよくわからないけれどぞわっとさせる物語がここまで続いています.
私は最近,この「よくわからない」という感覚にはまっています.これは私の中でブームになっているという意味です.
よく分からないのものをよく分からないものとしてそのまま楽しむ,という感覚がなんとも心地よいです.
答えが一意に定まるような物語だとしても,答えを明示されていない限りこのような楽しみ方ができますし,いろいろな読み方のできる物語であればそれはもう楽しいことこの上ないです.
皆さんには是非,私の見えていない世界をお聞かせ願いたいところです.
もし私にその気力があれば夜行は感想をまとめるかもしれませんが,この「を読んでいる.」というタイトルは便利なもので,とくに感想を書く必要がないという気楽さがあります.
文章を作るのってかなり大変ですからね,これくらい気楽に文字をぺたぺたしていた方が私には合っているのかもしれません.
では,感想を書く機会がありましたらその時に,お会いしましょう.
おしまい